PLAN YOUR SHOOT DAY! 撮影のための準備と計画
Branding Photoshootの予約が完了したら、素敵な撮影になるように準備をしましょう!
よりイメージに近いブランディング写真を撮影するには、事前準備が不可欠です。
この記事では、素晴らしい写真を手に入れるために行う事前準備のアイデアをシェアします。
私達の目標は、あなたが撮影当日にできるだけリラックスして過ごし、たくさん発信したくなるような写真を撮影することです。
#1:ビジョンやブランディング、ターゲット層を明確化
※PRESETS【DARK HAZES】で編集
明確なビジョンやイメージがないと、必要なカットをフォトグラファーに正確に伝えることができません(ブランディングに適さない画像になってしまいます)
あなたのビジネス・サービスはどのようなビジョンを持ち、どのようなブランディングで、どんな層をターゲットにしているのでしょうか?
しっかり明確化することによって、どんな写真を撮るのか方向性も見えてきます。
#2:インスピレーションボードの制作
Pinterestを使って、撮影のインスピレーションボードを作りましょう!毎日気が付いた時に画像を収集していくことをオススメします。
こんな写真が撮りたい!というものを集めて、撮影のインスピレーションを得ましょう。
ただ集めるだけでなく、“その写真のどこが気に入ったのか?”を分析するのも大切です。
Pinterestで写真を収集する際のチェックポイント:「ピンしたその写真、どこが気に入った?」
・ポーズ:両手を後ろに組んでいる?デスクに肩肘をついている?右手を髪にかけている?
・小道具:小道具は何を置いてる?何色?自分のビジネスに欠かせないものと、装飾するものどちらもチェック。
・服のイメージ:カチッと白シャツ?それともふんわりしたベージュのブラウス?いつも通りのデニム?それともカラフルなワンピース?
・写真の構図:自分が目立つより、小道具にフォーカスして自分は少しボカしたい、など。
・写真の形:ブログで多く使うなら横長の写真、Instagramのストーリーズで多く使用するなら縦長の写真を多めに、など。
・シーン:どんなシーンが自分らしい?コーヒーと仕事、ワインとリラックス、おやつとノート…など。
撮影当日、このPinterestのインスピレーションボードをフォトグラファーと共有して、どんな写真がよりイメージに近いのかを伝えましょう。
集めたインスピレーションの写真をもとに、フォトグラファーのアドバイスを加え、イメージに近い写真に仕上げていきます。
#3:撮影する場所
※リビングスペース ※PRESETS【DARK HAZES】で編集
ブランディングに合う撮影場所を探しましょう。
お気に入りのホテルやスタジオ、ご自身のサロンなど。
その中でもあなたのビジネスやブランディングにピッタリな場所はどこなのか、そこでどんな服を着て、どんなシーンを撮りたいのか。これも写真を収集する際、チェックしておきたいポイントです。
例:
・お気に入りのジャケットを着て、ダイニングテーブルでコーヒーを飲みながらミーティングしている姿?
・ソファにゆったり座りながら、お気に入りのガウンを着てノートを開く姿?
・自身のデスクにお気に入りの道具を並べて、ラップトップを広げている姿?
・窓際のテーブルで、手帳を広げながらクライアントと電話している姿?
どこでどのシーンに一番時間をかけたいのかの時間配分を考えておきましょう。
常に「バリバリと仕事をしているシーンを発信していきたい」なら、ダイニングやワークデスクメインで服や小物を変えながら様々な表情で撮影する時間を多く確保すべきですし
「のんびり・リラックスしながら仕事をこなすブランディング」なら、ソファでのシーンを多く撮る等、自身のイメージが伝わりやすいようなライフスタイルカットを多めに撮ることをオススメします。
使いやすい写真を多く手に入れるために、必要カットを自身で理解しておくことも大切です。
#4:イメージに合う服は?
プロのフォトグラファーによる撮影、というと気張ってしまいそうですが、あまり肩肘張らず、普段の雰囲気に合う服だとソーシャルメディアやブログで発信する際、より自然な投稿になります。
※PRESETS【DARK HAZES】で編集
洋服の色に迷った時は、あなたのビジネスブランディングを構築した際に決めたカラーパレットの中から服の色を選びましょう。
落ち着いたカラーパレットをベースにしたブランディングの中で、鮮やかなドレスを着た写真はウェブサイトとうまくマッチしません。
そして、撮影の前には必ず自宅で試着をし、鏡をみましょう。
撮影用に思い切って購入し、当日現場で初めて着てみて「思っていた雰囲気と違った…」とならないためにも、事前の試着・確認は必須です。
そして、撮影時間内での着替えも可能なので、いくつか服を持参することをオススメします。(着替えの時間も撮影時間に含まれます)
ワードローブリストを作成し、イメージに合う洋服を用意してください。
同様に、季節感を考慮してください。写真を通年使用することを計画している場合は、特定の季節とわかる服(例えば分厚いニットやキャミソールなど)は避けましょう。
1年中投稿してもあまり違和感のない服にするか、季節ごとに撮影を計画することをお勧めします。
#5:プロップスリストの作成
※PRESETS【DARK HAZES】で編集 ※クロワッサン:持参
私達が提案する持参すべき小道具(プロップス)の簡単なリストです。より実用的な写真を撮影することが重要なので、自身のビジネスやブランディングに適切な”プロップスリスト”を作成しましょう。
プロップスアイデア:
・ラップトップ:日々の業務に欠かせないガジェット類(スマートフォンやラップトップ)
・資料やワークシート:セミナーやレッスンで使用するオリジナルのワークシートや書類
・ジャーナル:手帳やノートなど。実際に書き込んでいる姿など、動きのある写真を撮ることができます。
・雑誌:スタジオにもいくつか洋書の用意はありますが、ぜひ自身のビジネスに関連する雑誌や本を持ち込んでみましょう。
・眼鏡やサングラス:実際のホームオフィス感を出すために普段自宅で使用している眼鏡をプロップスとして使用しましょう。
・カーディガンやジャケット:同じトップスでも、カーディガンやジャケットを羽織るだけで雰囲気がガラッと変わります。時間が限られた撮影の中で、バリエーション豊かな写真を撮影するために、色や柄などを加えられる服を持ち込むのもオススメです。
・ステーショナリー:普段は書きやすさ重視のペンを使用しているかもしれませんが、撮影には素敵なステーショナリーがあると、仕事シーンの写真も華やかに。
・生花:自身のブランディングカラーに合わせたカラーや、季節を感じられるような生花など。写真の雰囲気を変えやすいので、違った色味の生花をいくつか用意するのもオススメです。
・コーヒーやおやつなど
撮影までに、プロップリストを作成しましょう。ビジネスにおける実用的な道具から、写真を彩る小道具をいくつか持参することで写真に多様性が生まれ、様々なバリエーションの写真を手にすることができます。
#6:ショットリストの作成
”プロップスリスト”に使用する小道具を書き溜めておくのと同時に、イメージ写真を収集したインスピレーションボード(#2)を眺めて簡単な“ショットリスト”を作りましょう。
いざ撮影が始まると、どんなポーズをしたらいいのか?どんな表情をしたらいいのか?どんなシーンを作り上げればいいのか?…自分の必要とする写真が、わからなくなってしまう時があります。
“ショットリスト”を作成し、撮影中の自分を想像してください。イメージングを重ねることにより、当日リラックスしながら自信を持ってカメラの前に臨むことができます。
より自然な撮影にするために、普段生活する中で思いついた必要なショットはメモしておくようにしましょう。
撮影中、次に何をすべきか悩んだ場合はそのリストを確認します。
ショットリストのアイデア:
・ラップトップで作業している様子:目線は画面?一人で作業中?それともオンライン会議中?手はキーボード?それともコーヒーを持とうとしている?正面からでなく、後ろからの姿?
・クライアントと電話ミーティングしている様子:電話を持っている手と反対側の手は何を持っている?資料?手帳?ペンでノートに何か書き込んでいるところ?
・自身のポートレート:真正面を向いてる?それとも誰かと話している雰囲気が伝わるような表情?様々な発信で使えるように困った表情や悩んでいる表情も必要?
・ソファで仕事をしている様子:足はどう置く?PCで作業中?それとも資料を広げている?
これはほんの一部で、ビジネスや撮りたい雰囲気によってショットリストは変わってきます。
より自然な写真を撮るために普段の自分を俯瞰で観察し、どんなカットが必要なのか、またポーズや仕草なども合わせてリストにどんどん追加していきましょう。
素晴らしい撮影になるよう、他の記事も参考にしながら楽しく撮影準備を進めてください。